日本老年医学会が提唱しているFrailtyの日本語訳。
Frailtyの日本語訳についてこれまで「虚弱」、「老衰」、「衰弱」、「脆弱」といった日本語訳が使われていたため、“加齢に伴って不可逆的に老い衰えた状態”といった印象を与えてきた。しかし、Frailtyには、しかるべき介入により再び健常な状態に戻るという可逆性が包含されており、日本老年医学会は、適切に介入すれば戻るという意味があることを強調したかったため、Frailtyの日本語訳を「フレイル」にすることを2014年に提唱している。
更新日付:2022年10月12日