更新日付:2025年4月3日

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フォーラムへの返信

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  • 返信先: 再発進行がんにおけるがんリハについて #1515
    0090400
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    URL添付できるように仕様が変わりましたので、下記に添付いたします。
    ・高齢者がん診療ガイドライン 2022年版(https://minds.jcqhc.or.jp/summary/c00755/)
    ・老年医学領域におけるフレイル概念(https://www.ncgg.go.jp/ri/advice/40.html)
    ・WHOの身体活動ガイドライン(http://jaee.umin.jp/doc/WHO2020JPN.pdf)
    ・ACSMのがんサバイバー向けの身体活動ガイドライン(https://journals.lww.com/acsm-msse/fulltext/2010/07000/american_college_of_sports_medicine_roundtable_on.23.aspx)
    ・日本がんサポーティブケア学会(JASCC)のExercise Oncology WG「高齢者を対象としたExercise Oncology の普及・啓発事業」(chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/http://jascc.jp/wp/wp-content/uploads/2023/10/728a5848d29f32928bfc45741a4971ec.pdf)

    返信先: 再発進行がんにおけるがんリハについて #1513
    0090400
    参加者

    上記の回答について、引用部分は全てURLを添付していたのですが、エラーでお示しできませんでした。申し訳ありません。

    返信先: 再発進行がんにおけるがんリハについて #1512
    0090400
    参加者

    ・高齢者がん診療ガイドライン 2022年版において、がん薬物療法中の高齢がん患者に対するリハビリテーション(運動療法を含む)を行うことが提案されています。
    ・しかしながら、老年医学領域におけるフレイル概念と同様に、高齢がん患者でも、可逆性がある早期の段階であれば生活機能の改善や予防を期待できますが、介護状態に陥ってしまうとなかなか改善が難しい状況になります。
    ・上記を踏まえると、理想的には、高齢がん患者に対しては、生活機能の状態に関係なく、診断時から可能な限り早期に予防的な運動療法を開始し、身体活動性を維持するように働きかけを行った方がよろしいと思われます。歩く際にふらつく、両手なしで起立できないなどの身体脆弱性や骨転移などのリスクがなければ、どの職種でも運動指導は可能かと思われますので、スクワットや立位両脚での踵上げ、ウォーキング(10分程度から開始し、一日20-30分を目標に)などを指導していただくのがよろしいかと思います。最新のWHOの身体活動ガイドラインやACSMのがんサバイバー向けの身体活動ガイドラインでは150分/週 中等度以上の身体活動が推奨されており、上記程度の運動を指導していただければ、概ね基準を満たす程度になるかと思われます。
    ・国際的に具体的な運動内容についてのコンセンサスはないのですが、現在この課題に対して、日本がんサポーティブケア学会(JASCC)のExercise Oncology WGが、「高齢者を対象としたExercise Oncology の普及・啓発事業」というプロジェクトにて適切な運動処方を作成している最中ですので、乞うご期待です。
    ・一方で、歩く際にふらつく、両手なしで起立できないなどの身体脆弱性がある場合や、骨転移や血球減少などのリスクがある場合は、速やかにリハビリテーション科に依頼を頂くのが理想的です(マンパワーの問題もありますが・・・)。

    返信先: 高齢がん患者さんの介護者について #950
    0090400
    参加者

    理学療法士です。少し質問の意図とは違うかもしれませんが、「退院へつなげたいが、高齢な同居人と一緒でも、安全かつ継続的な退院後生活が可能そうか」という判断で困る場合は、退院前にご家族や同居人の方に、患者のADL能力の状況を理学療法士と実際に一緒に確認してもらったり、介助方法を練習してもらったりすることは、臨床的に大事だと思います。実際に家族・同居人に介助量を確認して、生活イメージを具体化したあとに医師の先生方と退院可否を検討してもらったり、医療ソーシャルワーカーやケアマネと必要なサービス導入すると、経験上、退院後に身体介助面に関連する想定外のイベントは起こりにくいと思います。退院前にリハビリテーション職種が絡むことができれば、こういった退院時のサポートができますし、あと、退院後も退院以降の身体機能面のリハビリや環境調整、家族指導などを訪問リハビリにつなげることもできるので、よりよい医療を提供できると個人的には思います。

    返信先: 高齢者機能評価について #949
    0090400
    参加者

    私は理学療法士です。高齢者機能評価のADL(Activities of Daily Living)ドメインに関しては、個人的には、研究目的であればFIM(Functional Independence Measure)が良いかと思います。リハビリテーション医学の専門家たちによる国際的なコンセンサスのもと作成された指標ですし、適切なプロセスで翻訳された日本語版そしてマニュアルまであります。信頼性や妥当性も確認されています。ですが、FIMは項目数が多く、評価方法も慣れないと大変ですので、多忙な日常診療でいきなり導入するのは難しいかもしれません。臨床目的であれば、例えばざっくりとした自立してるかどうか?を評価したい場合は、Katz index(日本語版はありませんが・・・)やOlder Americans Resources and Services (OARS) ADL(こちらは日本語版があります)などがよろしいのでしょうか。すこしでもお役に立てれば幸いです。

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